
示談交渉サービス
自転車保険に加入する際に重視したい示談交渉サービスについて解説します
自転車保険に加入する際に重視したい示談交渉サービスについて解説します
示談交渉サービス
au損保の「自転車向け保険Bycle」「自転車向け保険Bycle Best」やDeNAの自転車保険にも示談交渉サービスというものがついています。
ここでは自転車保険に加入する際に重視しておきたい示談交渉サービスについて学びたいと思います。
示談交渉サービスがついている自転車保険とついていない自転車保険がありますが、この示談交渉サービスは自転車保険に加入する上で意外と重要だったりします。自転車保険に加入する際は、あとで「示談交渉サービスがついている保険に加入しておけばよかった。」ということがないように示談交渉サービスの概要をおさらいしましょう。
示談交渉サービスというのは、一言でいうと賠償を伴うような重大な事故を起こしたときに本人に代わって保険会社が相手方と賠償額などを交渉してくれるサービスです。示談交渉は、相手方との話合いによって損害賠償額を取り決めることです。
相手方と話し合ってお互いにとってべストな落としどころを決めることはなかなか難しいことです。特に交通事故でケガや後遺障害を負った側の人間は、相手に感情的な怒りを感じることが多く、話し合いも上手く進まないことが多いはずです。
ただでさえ交通事故に合って心身にダメージを負っているときに、相手方との示談交渉を自力で行うのは精神的にもとても疲れるでしょう。
特に自転車事故でケガをして話し合うべき当人が入院してしまったり、意識が戻らない状態にいるときは話し合いや交渉自体をすることができません。
そんなとき保険会社が介入して示談交渉サービスを行ってくれることは自転車保険に加入する上で大きなメリットとなります。
示談交渉サービスは保険会社にとっても大きなメリットとなります。それは上手な示談交渉をして上手く損害賠償額を低く抑えることができれば、被保険者に支払うべき保険金も少なくて済むのです。
したがって被保険者側も示談交渉を自分で行わないことの不利益を恐れる必要はありません。被保険者と保険会社の利益を一致しているので、起こってしまった事故のダメージを最小限に抑えるための特約といえます。
実際に示談交渉サービスを利用する被保険者は多いといわれています。大学生協の「学生賠償責任保険」は自転車事故などに対応した責任賠償保険です。この学生賠償責任保険に付帯している示談交渉サービスの利用率は非常に高く、特に自転車事故では保険金支払い事例の90パーセントで利用されています。
また自転車を利用するユーザーの中では10代や20代の学生が多いわけですが、彼らは社会経験に乏しく、賠償金を示談するということを期待するのは難しいといわざるをえません。
したがって示談交渉サービスのある自転車保険は、学生のような未成年者の加入者におすすめの特約ということができます。
「自転車事故を起こしてしまい相手をケガさせてしまった。自分ではどのように対応していいかわからずにいたけれど、示談交渉サービスを利用したらほとんどスムーズに解決することができた。」
「自転車で車にぶつかってしまい事故直後に相手の男性ともめそうになった。相手方が高圧的に来たことで怖くなっって、保険会社に連絡した。その後は、示談交渉を代わりに行ってくれたので円満に処理できた。」
「相手が外国の方で、事故後の連絡やコミュニケーションが円滑に取れずに困っていたところ示談交渉サービスを受けられることを知り、保険会社に一任した。その後の交渉状況なども細かく教えていただき安心して経過を見守ることができた。」
といったように示談交渉サービスのメリットは非常に大きいといえるでしょう。
これから自転車保険に加入しようと思っている特に若年者にとっては、この示談交渉サービスが付帯している保険に加入することをおすすめします。